2026年国際遊びの日ランチセミナー実施報告
6/11の「国際遊びの日」、みなさんはどんな一日でしたか?
3年目となる今年は、全国各地でぐっと取り組みの輪が広がっているのを感じました。TOKYO PLAYでは、今年もオンラインランチセミナーを開催。
全国から約120名の方に参加していただきました。
まずは、IPA世界会長(オーストラリア)からのビデオメッセージからスタート。
「遊びは特権ではなく、すべての子どもに属する基本的人権である」という言葉から始まり、学校では遊びは学習の休憩ではなく学習そのものであること、病院では遊びが治療的介入を支える癒しであることなど、遊びの場ごとの意味を語ってくれました。
そして、世界の子どもの5人に1人が紛争地域で育っているという現実、ガザやウクライナ、スーダン、イエメンなどで遊ぶ権利が奪われている状況にも触れ、子どもの権利条約第31条を、食料や水、住居と同じ緊急性で守るよう呼びかけていたのが強く印象に残りました。
ゲスト4団体のお話も、それぞれに聞き応えがありました。

01. IPA日本支部 |いっぱい遊ぶ。私の今は私のもの
IPA日本支部からは、今年のキャンペーンテーマ「いっぱい遊ぶ。私の今は私のもの」(”Protect Play, Protect Childhood”)の紹介がありました。
ポスターやフラッグの配布、SNSでのハッシュタグ発信、「31分多く遊ぶ(大人は31分早く退勤する)」など、6つの参加メニューを用意して呼びかけているとのこと。
全国参加者マップには午前中の時点ですでに各地にピンが立ち、なかでも札幌は児童会館199館すべてが登録済みという密度の高さに驚きました。
お問い合わせ件数は昨年比約3倍とのことで、着実に広がりを感じます!
02. UR都市機構 神奈川エリア|日吉まちあそびLOOP
UR都市機構 神奈川エリア経営部からは、横浜市日吉地区での「日吉まちあそびLOOP in June」の取り組みの紹介がありました。
子育て世帯が増えているという日吉で、URが管理する団地を中心に、地域の子育て関連団体とのネットワークを活かして6月を「外遊び月間」にしたそうです。
初回の出張プレイパークには200名以上が参加し大盛況だったそうです。
イベント終了後に子どもたちがデッキブラシを取り合いながらチョーク絵の掃除まで遊びにしてしまったというエピソードが印象的でした。
03.札幌青少年女性活動協会|札幌あそび月間
札幌青少年女性活動協会からは「札幌あそび月間」について紹介がありました。
世田谷区の取り組みを参考にしながら、市内199館・200箇所の児童会館の日々の活動にスポットライトを当てる試みです。
ロゴマークは子どもたちから208点の応募、6,385票の投票で決定したそうです!
7月には日本初の公立児童会館・中島児童会館での「かもくま祭✖️遊びのフェスティバル」や、日体大・野井真吾先生を迎えた記念トークセッションも予定されているとのことで、今後の展開も楽しみです。
04. 世田谷区|下北沢駅前から中継
そして世田谷区は、下北沢駅前からの中継という形での参加。
3年目となる「国際遊びの日 in せたがや」では、区内25館の児童館やプレーパークなどで外遊びを展開しているほか、「外遊び普及啓発補助金」を実施し、外遊びを活動を応援しているそう。
当日の下北沢駅前ではシャボン玉やチョークで道へお絵描きが行われ、通りがかりの人たちが自由に参加していく様子が中継されていました。
参加者からの質問では「デジタルゲームも遊びに含まれるのか」というものがありました。
代表理事の嶋村からは「自分がやりたいことをやりたいようにやることが遊び」という国連の定義を紹介しつつ、デジタルゲームも遊びに含まれるが、社会全体で多様な遊びの選択肢を広げていくことが大切だと回答していました。
チャットでは長崎や草加市など、こちらが把握しきれていなかった地域の動きも次々と共有され、国際遊びの日がじわじわと全国に根を張っているのを実感する時間になりました。

ランチセミナーのあとは、みんなで集合写真。
6/11にちなんで「む(6)っちゃ いい(11)じゃ〜ん!」のポーズで撮影!
なんでもない毎日が遊びの日であるように。
TOKYO PLAYはこれからも、この輪をもっと大きくしていけるよう活動を続けていきます。
来年もまた、みなさんと国際遊びの日を遊んで過ごせることを楽しみにしております!