20233/29
“遊びのマニフェスト” 子どもが豊かに育つための緊急政策提言を作成しました!
子どもが遊ぶことが、人間としてのからだ・こころ・人間関係の育ちと健康の大きな土台となっていることは、すでにみなさんもご承知のところと思います。
その一方で、この数十年にわたり、子どもが遊ぶ「時間・空間・仲間(3つの間)」は減少し続け、「創造」から「消費」へと遊び方が大きく変化しています。その結果として、いわゆる「遊び不足」によると思われる子どもの心身への影響は、すでに「環境問題」と言ってもよいレベルで広範囲に広がっているのではないかと考えています。
しかしながら、こうした課題は、市民による草の根の動きで取り組まれることがほとんどで、社会の課題として包括的に取り組まれることはほとんどありませんでした。
そこで、私たちは、子どもが遊ぶ環境 を社会としてよりよくしていくためのメニュー集として、このマニフェストを作成しました。 これは、私たちにとっても初の試みとなります。このマニフェストには、遊ぶことの価値や遊び不足に よる影響、現状の課題などを確認できるようにし、それぞれの具体的なメニューには国内外の先進事例なども含めました。
私たちTOKYO PLAYは、「子どもが豊かに遊べるまちは、子どもが豊かに育つまち」「子どもが豊か に育つまちは、大人にとっても暮らしやすいまち」と考えています。ぜひ、このマニフェストに書かれた内容を多くの議員の方々、自治体の方々に取り上げていただき、みなさんのまちが「子どもの遊びにやさしいまち」となるよう、その実現に役立てていただければと思います。
作成にあたりご協力くださった皆様に、ここで改めてお礼を申し上げます。
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以下の画像をクリックしてお読みください。
子どもが豊かに育つ社会のための「緊急政策提言」
- 日本の子どもは幸せか 〜データでみる日本の子どもの現状〜
- Data1 子どもの幸福度
- Date2 不登校・自殺
- Date3 暴力行為
- Date4 いじめ
- Date5 子どもの精神疾患
- Date6 学校での骨折は30年前の1.5倍
- Date7 増加する子どもの視力低下
- Data8 進む少子化
- 遊びの総合的な計画の策定
- Plan1 子どもを取り巻く遊び環境の実態調査
- Plan2 遊ぶことの大切さの普及啓発
- Plan3 子どもの主体的な育ちに向けた遊び環境の充実
- Plan4 子どもの遊びに関わる職務の専門性と社会的地位の確保
- Plan5 子どもの社会参画の推進
- Plan6 自治体内に遊びに関する担当部署・専門員を配置