【日時】2020年11月14日(土)13:00〜16:00
【場所】臨川四季の森
主催:一般社団法人TOKYO PLAY
協力:渋谷の遊び場を考える会
年度当初からの新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、半年間実施を見合わせていたことから、より多くの方々にプロジェクトを知っていただくために、渋谷どこでも運動場プロジェクト”キャラバン”と銘打ち、区内各地で主に公園を使っての実施を再開しました。
その初回となったのが新橋地区の臨川四季の森です。
渋谷川沿いで明治通りからも見える場所にあるのですが、既設遊具はなく、ちょっとした広場になっている公園です。平日には近隣の保育園から園児たちが遊びにくるけれど、それ以外の時間はどちらかというと大人が椅子に腰をおろして休憩している姿の方が多くみられる公園が、この日は常に誰かが体を動かしていました。
事前に近隣の小学校や幼稚園・保育園に配布したチラシを見て来たという家族もいれば、たまたま明治通りを通っていたら遊び声が聞こえて立ち寄ったという人たちも。
参加者の方とお話していたら
「普段は広尾公園で遊んでいるが、大きな子がいると遊びづらい。小さい子連れで長くいられる公園がないので助かった」
「何もない公園でも少し道具を持ち込むだけでこれだけ遊べる。逆に遊具のある公園よりも自由に遊んでいることに驚いた」
という感想をいただきました。
「どこでも運動場」ということで、道路や緑道、公開空地などの方を積極的に活用してきたこのプロジェクトですが、公園においても有効な活用方法になるということを改めて確認できた日でした。
3時間の実施時間中、常に誰かが体を動かしていて、多分普段の何倍も楽しそうな空気に満ちていたのではないかと思います。