【日時】2021年12月26日（日）13:00〜16:00
【場所】ケアコミュニティ・原宿の丘 広場および体育館
主催：KIDSmentPARK（神宮前ママの会）
協力：一般社団法人TOKYO PLAY
賛同：原宿の丘コミュニティ委員会、原宿２丁目町会
神宮前地区の子育て中のママさんたちのグループKIDSmentPARKさんの「身近な地域で子どもたちが思い切り体を動かせるところが少ない」という課題意識から動き出した神宮前地区でのどこでも運動場。2019年の12月に実施して以来、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を見ながらタイミングを探っていましたが、２年ぶりに実施が叶いました。会場は前回と同じくケアコミュニティ・原宿の丘。今回も施設の運営を担っている原宿の丘コミュニティ委員会と、この地域の町会である原宿２丁目町会にも賛同をいただいての実施となりました。
備品の運搬の関係で少し準備が遅れたのですが、早めにきていた子どもたちもスポーツ輪投げの台の組み立てなどを一緒に手伝ってくれました。準備から一緒にやるのもいいですよね。それだけ早く遊べるし！
今回は広場にあるテニスコートも使わせもらうことができたので、プロジェクト全体を通して初のテニスもできました。思い切り打つわけではなく軽くラリーをするだけなんですが、大人も子どももとても楽しそうでした。筆者もテニスコートでテニスしたのなんて学生の時の体育以来だと思います。親子でマイラケットを持って訪れた方も「近くでテニスをできるところがないので、嬉しい！」とおっしゃっていました。マイラケット持っていてもそうだということは、習い事に行ってないとテニスする機会なんてほとんどないのかもしれません。これを機に、地域の資源をより有効に活用できるようになるとよいですね。
テニス以外にもボッチャにストラックアウト、体育館ではドッチボールに卓球とみんな楽しそうに体を動かしていました（体育館は人数制限をして使用）。
加えて、普段から子どもの多様な学びの機会づくりに取り組んでいるKIDSmentPARKさんならではですが、牛乳パックを使ったカードケースやポシェットづくり（SDGsクラフトワークショップ）も広場の一画で開かれました。特に女の子が夢中になっていたのですが、小さい子のお母さんが休める場になっていて、お母さん同士の交流の場にもなっていました。他にも、各ご家庭で読まなくなった本を交換できるスペースも設けられていました。
こうやって、どこでも運動場と合わせていろいろな取り組みが行われることで、また多様な人が参加できる場になるようにも思います。
２回続けて冬の実施となったので、今度はもう少し温かい季節にやりたいとKIDSmentPARKのみなさんは話されています。神宮前のみなさん次回もお楽しみに。
KIDSmentPARKさんのブログでも開催報告がアップされているので、ぜひこちらもご覧ください。
