新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、こんな社会状況だからこそ大切にしたいこと・できることを考える学習会を開催します。是非、ご参加ください。
【定 員】各回90名
【対象者】渋谷区在住・在勤・在学者を優先。
※定員に満たなかった場合には、区外の方も参加いただけます。
【参加費】無料
【申込方法】終了しました。
【主催】一般社団法人TOKYO PLAY
テーマ①「運動×屋外公共空間の活用」
今年、国土交通省は相次いで、道路占用許可基準の緩和や歩行者利便増進道路の指定制度などを打ち出しました。近年、道路のみならず、屋外の公共空間の活用に注目が集まっています。渋谷どこでも運動場プロジェクトも道路や緑道、公開空地などで実施していますが、屋外公共空間を使い倒すことで、その町や地域が変化していく可能性も秘めています。建築家でありソトノバ(外の場)のデザイナーである石田さんと、屋外公共空間の可能性を考えます。
【日 時】2021年1月17日(日)10:00〜11:45
【ゲスト】石田 祐也さん
建築家(ishau代表)/(一社)ソトノバ 共同代表理事
1988年三重県生まれ。2011年東京大学工学部建築学科卒業。2013年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。株式会社ヌーブ一級建築士事務所を経て現職。
ストリートを主としてパブリックスペースを活用した都市再生手法に関する研究とともに、建築やパブリックスペースの設計を行なう。東京と四日市という、都心と地方都市の二拠点をベースに、空間の公共性を再定義するプロジェクトを手がける。
主な実績に「見えないテーブル」「矢吹町第一区自治会館」「Park(ing)Day」「立川駅南口高架下TERASUプロジェクト」など。著書に『ストリートファイト 人間の街路を取り戻したニューヨーク市交通局長の闘い』(翻訳/学芸出版社, 2020年9月)、『コンパクト建築設計資料集成[都市再生編]』(協力/丸善, 2014年3月)。
テーマ②「運動×心身の発達・成長」
今年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、例年より運動の機会を損なわれた方が多いのではないでしょうか。特に子どもは夏休み明けに怪我が増えたとニュースで取り上げられたように、実際に影響が現れています。運動は人間の心身の発達や成長と切り離すことができないものです。withコロナの今だからこそ、改めて運動の重要性について、小児科医であり運動療育にも取り組まれている積田さんと考えます。
【日 時】2021年2月14日(日)10:00〜11:45
【ゲスト】積田 綾子さん
小児科専門医/(一社)日本運動療育協会理事
金沢医科大学卒業。平成13年 順天堂大学医学部附属順天堂医院 小児科入局。 平成16年より順天堂浦安病院助教 、クリニック院長、島田療育センター八王子勤務などの経験の中で多くの障害児に関わる。
発達障害児に対し、投薬が無効な事例があると感じていた頃、脳と運動の世界的権威であるHarvardのJohn. J. Ratey 博士と出会い、楽しい運動が発達障害児に及ぼすポジティブな影響に衝撃を受ける。
その後、Ratey博士の勧めで自然とテクノロジーが融合し、医療、教育、福祉、経済、まちづくりが融合した米国のThe Center For Discoveryへのインターンシップが実現。それが大きな転機となり、その経験を生かし小児から成人のより心身が豊かになる福祉を実現するために、現在は地域のリハビリテーション病院に勤務しながらまちづくりに参加している。
一般社団法人日本運動療育協会理事。