【日時】2022年1月23日(日)13:00〜16:00
【場所】上原公園
主催:一般社団法人TOKYO PLAY
協力:渋谷の遊び場を考える会
より多くの方々にプロジェクトを知っていただくために、昨年度より区内各地で主に公園で実施している渋谷どこでも運動場プロジェクトキャラバン。今回は上原地区の上原公園で実施しました。
この日は砂場周りの舗装の砂を砂場に戻すところから始まりました。というのは、地面が湿っていてボッチャを配置するのに舗装の場所を選んだのですが、砂場から出された砂で舗装が隠れてしまっていたのでした。この地域の上原三丁目町会の会長が最初の準備の時点から来てくださっていて、防災倉庫から箒とチリトリを貸してくださいました。それを使って砂を集めていると、すでに公園にいた小学生たちが「早くボッチャとかやりたいから」と言って手伝ってくれました。最初は2人ぐらいだったのが、徐々に「やりたい」という子が増えて、それ自体が遊びになっていく様子が面白かったです。
前日の富ヶ谷公園と同じくこちらも遊具が複数配置されていてその間を縫っての実施となりましたが、やはりどこでも運動場の道具があることで、普段より、特に大人が体を動かす時間が増えていたように思います。多くの場合、大人は子どもが遊具で遊んでいる様子を外から見ていると思いますが、一緒にボッチャをしてみたり、大縄の回し手になったり、けん玉にも挑戦してみたりという姿がどこでも運動場ではよく見られます。
町会長さんは最初から最後までいてくださったのですが、訪れていた親子の何人とも顔見知りで、大人同士でおしゃべりしたり、子どもと一緒に体を動かしたりされていました。やはり前日の富ヶ谷公園と同じく、新型コロナウイルスの影響で町会の様々な催しが長い間とまってしまっている中で、今回のキャラバンは地域の人が顔を合わせる機会になったのではないかと感じました。